Akasaka Base|オリジナルのオーディオ製品とアメリカ雑貨 アカサカベースでは、オリジナルの高品質なサウンドグッズ(スピーカー、アンプ等)、 トーマ・キャンベルがデザインした世界に例のないアイデアを活かしたメディアアートをはじめ、 大人の秘密基地にふさわしいアメリカ雑貨やコレクターズグッズなどをセレクトして販売しています。

オリジナル小説「秘密の八重歯」第一章 – 8

懐の深さと器量の大きさを互いに感じあう キヨとY氏は、急いで恋ヶ窪の森林地帯から走って遠ざかったが、熊野神社近くの通りに出たところで待機していた米兵2名に呼び止められた。米兵たちは、厳しい目で二人を睨んだうえで英語でこう言った。     「君たちは、ここで何をしていたんだ?」 キヨは、...

オリジナル小説「秘密の八重歯」第一章 – 7

恋ヶ窪の森林にあったクロスロード Y氏の歯科医院は、太平洋戦争中に建った日立製作所の中央研究所近くにあった。国分寺駅の北口から研究所の脇をまっすぐ歩き、熊野神社へと続く通りにあった民家を改装して戦争間際の昭和15年に開業したのだった。     間もなく戦争の空襲で東京都心は焼け野原になり...

オリジナル小説「秘密の八重歯」第一章 – 6

二人を引き合わせたライツ・ウェッツラーの銘品 Y氏が歯科技工士の作業場で1時間ほど話し合っている間、キヨはその作業場の住所と表札を手帳にメモし、GHQから支給されたレンジファインダー式のライカで建物の外観を撮影していた。キヨの家には父親の国産カメラがあって、学生時代にそれを借りて自身が属していた新聞部の写真を撮ってい...

オリジナル小説「秘密の八重歯」第一章 – 5

空から落ちてきた黒海の真珠 オデッサ Y氏の医院が休みの日の週末、キヨは学生風のカジュアルな服装にメガネ姿で歯科医院を見張っていた。Y氏の自宅は診察室の2階にあり、玄関前の庭には常緑樹が生い茂っていたので張り込みをするキヨにとっては都合が良かった。朝の9時から張り込んでいるが、まだ動きはない。   斜向...

オリジナル小説「秘密の八重歯」第一章 – 4

美人スパイと歯科医の出会い 当時、24歳だったキヨの容姿は美しく、東京女子大学の英語専攻学部を卒業して英語教師となったが、戦後の混乱で教師の仕事から離れた彼女は、その美貌と語学力を買われ銀座の高級クラブでGHQの高官(裏の顔は中央情報部のスパイ)にスカウトされ、主に財界の大物との接待の際に通訳として雇われた。 &n...

オリジナル小説「秘密の八重歯」第一章 – 3

水面下で起こっていた火の玉争奪戦 Y氏が隕石を持って歯科技工士の元を訪れた同じころ、恋ヶ窪の森林地帯に落ちた火の玉を探して、その在り処を執拗に追っている組織があった。在日米軍である。   1945年12月の同時期に沖縄にも落下した隕石の周辺を立ち入り禁止にして管理下においた米軍は、その隕石がもっている“...

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