コカ・コーラは、Yes?それともNo?
YesもNoもコカ・コーラだった!
コカ・コーラのキャッチフレーズには、YesとNoが存在するのを知ってるだろうか。
アメリカでは1940年代に「Thirst knows no reason(喉の乾きに理由はない)」というキャッチフレーズが使用されており、No Reason はコカ・コーラ伝統のコピーといえるだろう。
一方、Yes もキャッチフレーズとしてよく使われており、有名なのは矢沢永吉を起用した Yes Coke Yes のCMだ。名曲「Yes My Love」が生まれる発端になったCMソングだが、コカ・コーラCMの歴代ベストチューンの一つといっていいだろう。
No Reason 理由なんてないぜ!
そして、No Reason キャンペーンでは、「理由なんてない、ココロが求めてるだけ」というロジックを用いて、桑田佳祐の「白い恋人たち」を起用した、心に響くCMソングを展開した。コーラはもちろんのこと、人を好きになることにも理由なんてないのだ。
Yes Coke Yes
No Reason
さて、あなたはどっちのキャッチがお好き?
No Reason Coca Cola のネオン看板がやってきた!
アカサカベースに、新たなネオン看板がやってきたので紹介したい。
No Reason Coca Colaの文字が白く浮かび上がるネオン看板で、幅75cm×高45cmとかなりのビックサイズだ。店舗用にペニージャパンが製造したオフィシャルものである。
背面のスイッチを引っ張ると、常時点灯と点滅点灯が選べるようになっているのは、この時代につくられた他のネオン看板とも共通である。
オーバーホールで見違えるほど美しくなった!
この看板、どこかの店舗の払い下げ品を買い取ったショップが、そのままメンテもせずに長い間放置していたもので、ネオンチューブにはホコリがごっそり溜まっていた。チューブを支えるパーツも欠けており、グラグラと揺れているような状態だった。
この中古品を大切に持ち帰ってから、さっそくメンテナンスに取りかかった。
まずはホコリで黒ずんでいたチューブをウエスと洗剤で磨いていく。積年の汚れがとれてネオンが徐々に輝きを取り戻していくのがわかる。外枠が赤、ボトルが緑、文字が白と3色のネオンを使っている贅沢なつくりだが、チューブの黒ずみで光線が細くなってしまっている。
ちょっとしたショックで割れてしまうネオン管である。クリーニングは慎重に行わなければならない。もっとも気をつけねばならないのは、温度差による破損である。ネオンが温まっている状態で水が一滴でも垂れれば、パリン!と勢いよく割れてしまうだろう。
もちろん、ウエスで磨く際にも注意が必要だ。軽く拭いただけでは頑固な汚れは落ちないが、少しでも余分な力を加えてしまうとポキっ!といってしまう。この大胆かつ繊細な作業なくして、ネオン管本来の太さを取り戻すことはできないのだ。
次はグラグラしていたネオンチューブの修理だ。チューブを固定するプラスチック製のパーツが経年変化で欠けてしまっているので、透明の結束バンドを使ってチューブを固定していく作業だ。何カ所かこの作業を経て、不安定だったチューブをしっかり固定することができた。
さあ、メンテナンスが終了して、ビンテージのネオン看板が美しい輝きを取り戻す時がやってきた。イルミネーションの点灯式のように、もっとも心がワクワクする瞬間だ。
スイッチオンすると・・・ 3色のネオン管が無事に灯ってくれたのでホッとした。
思わずこちらのココロにもスイッチが入って、体内の器官が躍動しているような不思議な感覚を味わうことができた。
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