コーヒー樽を使ったスピーカーが完成!
見た目が渋いコーヒー樽を使って何をつくるか?
見た目が渋いコーヒー樽を入手しました。サイズは、直径28cm×高さ33cm、重さ2.1kgとまずまずの大きさ。ごみ箱や傘立てなどに使うものらしいのですが、アカサカベースでは、この樽を使って新しいサウンドグッズをつくりたいと思います。
スーパーウーファー内蔵の2.1chスピーカー
まず考えついたのが、スーパーウーファー付きのアンプ内蔵スピーカーでした。2.1chでBluetooth対応のアンプということで、組み合わせるアンプはLepyのLP-168PLUSに決めました。このアンプはDC 19V-24Vの電力を必要とするため、パソコンやスマホの充電用バッテリーを導入しようかと思いましたが・・費用がかさむのが難点でした。
パッシブタイプのスピーカーにデザイン変更
まずはアンプを入手して、取り付け方法を考えていたとき、このスピーカーにはアンプを内蔵させる必要性があまりないことに気が付きました。理由は、コーヒー樽を持ち運んで使うシチュエーションが思い浮かばなかったからです。パッシブ型なら、きちんとスーパーウーファーとフルレンジが2個組み込まれていれば良いので、設計もだいぶしやすくなります。
まずは、樽の底面にバスレフポートの穴をあけ、スーパーウーファー用のダクトを取り付けてから、それを覆うように9cmのウーファーを取り付けました。十分な低音を引き出すために、ケルトン方式の構造にしてあります。これで、ふくよかな低音が期待できるでしょう。
ハリのある高域が特徴のフルレンジを2個採用
樽のトップには、フルレンジのスピーカーを2個マウントさせました。ハリのある高域が特徴のFOSTER C080P33という機種で、アカサカベースオリジナルの『サウンドトランク』にも採用している優れたスピーカーユニットです。C080P33は紙のコーンですので、防水性を考えてグリルを取り付けました。
バッフルには、杉の集成材を使いワトコオイルで仕上げてヴィンテージ感を出してあります。あとは、コーヒー樽の裏にバナナ端子のターミナルを取り付け、ハンダで結線したらスピーカーが完成です。スーパーウーファー用とLRを合わせて合計6個のターミナルが並んでいます。
ふくよかな低音と、きらびやかな高音がブレンドされた音
さっそく、Lepy LP-168PLUSにケーブルをつないで音を出してみると、想定どおりに豊かな低音とC080P33特有のきらびやかな高音が見事にブレンドされたバランスの良い音が飛び出してきました。Lepy LP-168PLUSは、Bluetoothも内蔵しているので、オールマイティーに使えるとても良いアンプです。このハイファイサウンドは、コーヒー樽の見た目の渋さも相まって、一度体験したら病みつきになりそうな魅力があります。これはいい! おもわずそう唸ってしまうスピーカーが誕生しました。
Akasaka Base|オリジナルのオーディオ製品とアメリカ雑貨
アカサカベースでは、トーマ・キャンベルがデザインした世界に例のないユニークなアイデアを活かしたサウンドグッズをはじめ、大人の秘密基地にふさわしいアメリカ雑貨やコレクターズグッズなどをセレクトして販売しています。
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