スーパーポップなキューブ型スピーカーが完成!三億円の箱
皆さんは、Brillo をご存知でしょうか?
Brillo とは、アメリカの食器洗いパッドのこと。この Brillo が詰まった段ボールをモティーフに、1960年代はじめにポップアートの旗手、アンディ・ウォーホルが Briilo Boxとして木箱にシルク印刷を施した立体アートを制作。ただの段ボール箱がアートになりうるのか? この斬新な問いかけがセンセーションを巻き起こして、ポップアートという概念は世界に広がりました。今回は、この Brillo Box をモティーフにしたキューブ型のスピーカーをつくりたいと思います。
スーパーポップな Brillo Box のスピーカーが誕生!
Brillo Box は、サイコロのような立方体のかたちをしています。そこで、今回つくるスピーカーも120cmの立方体にすることにしました。スピーカーユニットには、77CUBE II にも使用している国産の PM-M0841CK を採用しています。白と黒のポップなスピーカーユニットは、Brillo のデザインにも溶け込みそうです。
ポップアートのアイコンがコンパクトなスピーカーに!
本物の Brillo Box は、今となってはとんでもない値段で取り引きされています。ちなみに、アカサカベースには、Brillo Box を忠実に再現したウッドブロックのミニチュアがあります。本物はとても手に入らないので、このウッドブロックで我慢しています(笑)。
キュートなデザインに見合った、ポップな再生音が魅力
気になる再生音ですが、元々定評のある PM-M0841CK だけに、その実力もかなりのもので、メリハリのあるハイファイサウンドが飛び出してきます。カリフォルニアサウンドと形容するのにふさわしい、さわやかで明るい音が特徴です。ジャズ・ロック・クラシック・ソウルなど、さまざまな音楽ソースを艷やかに表現します。夏の夕日を浴びながら、ウエストコーストのジャズやロックを聴くとグッと気分が盛り上がりそうです。
フロントバッフルのデザインをどうするか?
さて、この Brillo スピーカー、個人的にはフロントバッフルがすこしのっぺりしているのが気になります。本物の Brillo Box をスピーカーに改装したように見せるなら、フロントバッフルにも Brillo のデザインがあったほうが良いようにも思えます。写真左がプレーンなホワイト、右がスピーカー部分を丸くカットした状態です。皆さんは、どちらがお好みでしょうか?
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