コカ・コーラのベンディングマシンがやってきた!?
Coca Cola Vending Machineについて
ベンディングマシンとは、自動販売機のこと。コカ・コーラの自販機が国内で初めて登場したのは、1962年4月。ビンのコカ・コーラ用の国内向けの自販機は2種類、合計880台が全国に設置されています。今回紹介するのは、アメリカ製のベンディングマシンで、1958〜1959年につくられたVendo56型。左側のガラス扉には、56本のボトルが入っていて、10セントを投入して扉を開けてコーラを引き出したら、右側にある栓抜きで開ける仕組みになっています。
アカサカベースの談話室に設置されたVendo56とは?
パッと見は本物のように見えるこのベンディングマシン、実はVendo56を模してつくられたハンドメイドです。扉を開けると、CDやDVDが収納できるようになっています。所々錆びた感じになってますが、これはペイントされたもの。金属のように見えますが、すべて木工でつくられています。実に雰囲気がでていて、見ていると間違いなくコーラが飲みたくなります(笑)。
古き良きアメリカを代表するポップアイコン
コカ・コーラは、アメリカのイメージを代表するポップアイコンです。流線型のスクリプトロゴのデザインは、1915年にルート・グラスカンパニーが開発し、その美しさについては、インダストリアルデザイナーの巨匠、レイモンド・ローウィも絶賛しています。ローウィは、1940年代にコカ・コーラの業務用クーラーボックスのデザインを手がけました。なだらかな流線型のかたちは、ローウィが手がけた機関車のデザインにも通じるものです。
レイモンド・ローウィの影響を感じさせる自販機のデザイン
1940~1950年代までのコカ・コーラのベンディングマシンは、このローウィの流線型デザインの影響を強く受けています。談話室に設置したVendo56もその一つといえるでしょう。縦136cm× 横67cmの実物に対し、アカサカベースのモデルは縦65cm×横40cmと、おおよそ1/2スケールとなっています。本物のVendo56は数が少なく、たとえあったとしても動作品なら100万円以上はするでしょう。
キャンベル・スープにも通じる赤と白の組み合わせ
このベンディングマシンのカラーリング、何かに似てませんか? そう、キャンベル・スープのカラーを上下逆にした配色なのです。ベンディングマシンの上にキャンベル・スープを載せてみると、ほとんど同化してます(笑)。同じアメリカのポップアイコンとして、コカ・コーラとキャンベル・スープが合体したかのようです。扉の中に、キャンベル・スープをたくさんストックしてみるのもいいかもしれません。
Akasaka Base|オリジナルのオーディオ製品とアメリカ雑貨
アカサカベースでは、トーマ・キャンベルがデザインした世界に例のないユニークなアイデアを活かしたサウンドグッズをはじめ、大人の秘密基地にふさわしいアメリカ雑貨やコレクターズグッズなどをセレクトして販売しています。
屋号 | Akasaka Base |
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