レコードプレーヤー用のスピーカー付きテーブルはいかが？

最近のレコードブームで、とくに若者を中心に人気なのが、ION AUDIO などが発売している廉価なレコードプレーヤーです。プレーヤー自体がスピーカーを内蔵しているので、これ1台でレコードが聴けるんですが、とにかく音が貧弱です。

そこで、こうしたレコードプレーヤーを置く台そのものに、アンプとスピーカーをビルトインした試作品をつくってみました。プレーヤーは通常、台に置いて使いますので、そこにアンプとスピーカーが付いていれば、ION AUDIO などのレコードプレーヤーを載せて、音をパワーアップするのにピッタリだと考えたわけです。

ION AUDIO Archive LP を載せてみました

まずは、アンプとスピーカーを金具を使ってテーブルに固定し、レコードプレーヤーを載せて音を出してみました。プレーヤー内蔵のスピーカーでは聴くことができない、パワーアップしたサウンドに生まれ変わりました。

アンプとして使用したのは、Lepy LP-2024A+ というデジタルアンプ。小型軽量ですが、実力は中級オーディオに匹敵する優れものです。そして、テーブルの足には奥行のあるキューブ型スピーカーを搭載。このアンプとスピーカーであれば、もうワンランク上のレコードプレーヤーにも対応できそうです。

手軽にレコードを楽しむには、Good！

ION AUDIO Archive LPは、価格も手頃でレコード初心者向けの製品です。天然木を使用していて、見た目もクールなのが人気となってます。ただし、音質は専用のレコードプレーヤーとは比較になりません。本格的なサウンドを聴きたいなら、カートリッジ式のレコードプレーヤーが良いでしょう。

そんなわけで、次回はもっとクールでハイクォリティな専用テーブルをつくってみたいと思います（乞うご期待）。