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懐かしのフォーティファイブ 45rpm 第2話

昭和ムード歌謡の金字塔 ブルー・ライト・ヨコハマ

 

いしだあゆみの『ブルー・ライト・ヨコハマ』が発売されたのは、昭和43年(1968年)の12月だ。この曲の大ヒットで、いしだあゆみは翌年の『第20回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしている。印象的なイントロに続いて、すこし鼻にかかった独特の歌いまわしではじまるこの曲は、その覚えやすい歌詞と韻を踏んだヨコハマの地名、夜景が流れ浮かぶかのようなサビ(歩いても 歩いても 小舟のように〜)、そして一度聴いたら忘れない哀愁のメロディなど、昭和ムード歌謡の一つの到達点といってもいいくらいの名曲だ。

 

編曲は西洋的にアレンジされながらも、演歌の要素も加味させたような歌いまわしが見事に調和している。高度成長期の昭和を象徴するような流麗な歌詞と旋律、そしてこの楽曲を大人のムードで表現した、いしだあゆみの歌唱力と可憐な雰囲気が相重なって、このヒット曲は生まれたのだ。もちろん、作曲の筒美京平、作詞の橋本淳による二人の才能によるとことも大きい。

 

時代が変わっても古くならない楽曲も存在するが、この『ブルー・ライト・ヨコハマ』は、むしろ昭和的ノスタルジーが全編に漂う懐かしさが大きな魅力となっている。それは、令和という時代になった今だから感じるのではなく、おそらくこの曲が流行った1969年当時から持ち合わせていた感覚なのではないだろうか。

 

ヨコハマの夜の街を、腕を組みながらゆっくりと歩く、まだ付き合いはじめて間もないカップルをイメージした曲だが、いしだあゆみが一人で歌っている姿の印象が大きいせいか、青いライトに照らされたヨコハマの夜道を歩きながら口ずさんでみるのもいいだろう。ちなみにカラオケで歌うときは、「あなたと二人 幸せよ〜」の部分を“しやわせ”と発音するのがポイントだ。

 

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