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古いレコードのカビを落としてみよう!

古いレコードについたカビなら、カンタンに落とせる!

古くなったレコードを久々に見てみたら、なんとカビがうっすらと生えていた。あるいは、中古で買ったレコードにノイズ……よく見るとカビが生えていた、等々。レコードと長く付き合っていると、カビの問題に直面することが出てくるもの。最近では、“あなたのレコードを超音波クリーニングします”なんていう業者が現れたり、6~8万円で超音波クリーナーを売っていたりと何やら大変なことになっている。

 

およそ50年前のLPレコード。よく見ると、全体にうっすらとカビが生えてきているのがわかる。

 

でも、断言するけどレコードのカビは、カンタンに落とすことができる。その方法は、皿を洗うようにレコードを洗剤で丸洗いするだけ。皿洗い用のスポンジに洗剤を含ませて、レコード盤の溝に沿ってスポンジをクルクルと磨くように洗ってあげるだけで、大半のカビはキレイに洗い落とすことができるのだ。

 

ターンテーブルの回転に対する針と同じように、洗剤を付けたスポンジを反時計回りに円を描くように洗い流す。
両面を洗い終えたら、洗剤の泡をきれいに水で洗い流す。レーベルに水が染みないよう、素早く作業するのがコツ。

 

レコードの両面をスポンジで反時計回りにやさしく洗い終えたら、そのまま水で洗剤をすすいできれいに落とす。表面をすすぎ終えたら、きれいな場所にレコードを立てかけて40分ほど自然乾燥させる。表面から水気がすっかりと乾ききったらメンテナンスは終了。カビもすっかりと落ちてレコードの静電気も防止された状態を見ると、自分の気分までスッキリと爽快になるはずだ。

 

レコードをきれいな場所に立てかけて40分ほど放置すれば、レコードは乾燥する。レーベルも乾いて元通りに。
メンテナンスを終えたレコードの盤面は、まるで新品になったかのようにピカピカになる。レコードも嬉しそうだ。

 

早速、復活したレコードを聴いてみよう♬

レコードが完全に乾いたら、さっそく針を落として音を出してみよう。カビが原因だったと思われるプチノイズが大幅に減少して、ほとんど気にならないレベルにまで音質が改善した。洗剤で洗い流すという作業は、清潔な気分にしてくれた上に、レコードの息を吹き返したように若返った姿を見ると、何か良いことをしたような感じがして気持ち良いものだ。もし、レコードのカビで悩んでいるなら、一度試してみてはいかがだろうか。

 

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