オールインワンのプレーヤー Superior LP をカスタマイズ
すべての入力ソースがそろった便利なプレーヤー ION Superior LP
先日、アカサカベースに新たに加わったマルチプレーヤーの「Superior LP」。レコード、カセット、CD、FM/AM、Bluetoothと、アナログからデジタルまで豊富な入力ソースを1台にまとめたユニークなサウンドガジエットです。あとMDがビルトインされていたら完璧なんですが、贅沢な望みでしょうか?
さて・・内臓スピーカーの音はどうでしょう?
このマルチプレーヤー、2W×2のアンプとスピーカーを内蔵しているので、さっそく試聴してみると・・・再生音については満足のいくレベルではありませんでした。スピーカーの裏側にレコードプレーヤーが組み込まれている関係で、エンクロージャーとしての空洞を十分に確保できなかったためでしょう、低音不足の貧弱な音だったのが少々残念です。
再生音をグレードアップするためのアイデアはこれ!
「Superior LP」のクラシカルな外観をそこなわずに、再生音をグレードアップする方法を考えているとき、同じクラシカルなテイストのサイドテーブルをオークションで発見しました。HICKORY CHAIRというブランドのナイトテーブルがそれで、横幅54.5㎝×奥行き40.5㎝×高さ71.3㎝と、まさにこのプレーヤーを載せるためにあるような品物です。定価135,000 円とのことなので、つくりも良さそう! そんな期待もふくらみます。
「Superior LP」には、外部出力用のRCAジャックが備わっています。そこで、このナイトテーブル自体にスピーカーとサブウーファー、デジタルアンプを内蔵させる案を思いつきました。ナイトテーブルは、引越し便で届いたので梱包を紐解いて部屋に設置するまでを業者さんがやってくれました。さっそくマルチプレーヤーを載せてみると、デザインもサイズもピッタリで非常に雰囲気があります。
さて、このナイトテーブルをどうやってアンプ付きスピーカーに仕立て上げようかと各部を見ていくうちに、そのつくりの良さに驚かされました。さすがに高級家具だけあって、とても丁寧につくられています。使われている材料もかなりいいものです。見ているうちに、改造するのがだんだん惜しくなってきました(笑)。
外部出力から外付けアンプ経由で波動スピーカーを設置!
幸い、ナイトテーブルの下には12cmほどのスペースがあります。そこで、ひとまずテーブルの下にハンドメイドの波動スピーカーを置き、アンプは外付けに設置することに。アンプとして使ったのは「Lepai LP-168HA」。RCA端子からアンプにつないで音を出すと、「Superior LP」の内蔵スピーカーからの音もカットされずにミックスされて出ています。
さすがに専用のアンプとスピーカーから出てくる音の次元は異なります。波動スピーカーが低音不足をおぎない、現代的なHiFiサウンドが聴けるシステムに生まれ変わりました。昔の家具調ステレオを彷彿とさせる外観もなかなか良い感じです。
ひとまず完成した「Superior LP」グレードアップ計画
ナイトテーブルの横には、スタッキングシェルフに収められた幾多の手作りスピーカーがあるので、スピーカーをつなぎ替えていろいろ音の違いを楽しむことができそうです。「Superior LP」もしくは似たようなプレーヤーをお持ちの方で、いまいち音に満足していない方は、こんな方法も試してみてはいかがでしょうか。
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