Akasaka Base|オリジナルのオーディオ製品とアメリカ雑貨 アカサカベースでは、オリジナルの高品質なサウンドグッズ(スピーカー、アンプ等)、 トーマ・キャンベルがデザインした世界に例のないアイデアを活かしたメディアアートをはじめ、 大人の秘密基地にふさわしいアメリカ雑貨やコレクターズグッズなどをセレクトして販売しています。

ミニプロジェクト 箱庭サウンドを目指す

ミニチュアを使った箱庭オーディオの世界

これは、長年温めてきたプロジェクトの一つ。進まなかった理由の一つは、創作の方向性がハッキリ決まらなかったことだ。当初は、ミニラジオのようなBluetoothスピーカーを作る予定だったが、既に似たような製品が巷にあふれていることもあり、計画を変えて一気に作り上げたのがこれである。

 

 

 

ベースとなった素材は100円ショップで見つけた小型のシェルフ。壁に固定して小物を飾るインテリアグッズで、本来の用途で飾ってみたのが上の写真だ。とりあえず、数年前にリリースされた Technics のターンテーブル、SL-1200シリーズを1/8スケールで再現したミニチュアを置いてみた。

 

シンプルなパッシブ型ステレオスピーカーに決定!

方針さえ決まれば、この程度の創作なら半日もあれば出来上がる。目指したのは、1970年代のレトロフューチャーデザイン。機能優先のモダニズム精神から派生したファニチャーである。こう書くともっともらしいが、“創作とはインスピレーション”なので目くじらを立てずに読んでほしい(笑)。

 

 

 

用意したのは、秋葉原で買っておいた小さなフルレンジユニット2個。コンパクトだが、再生するとエッジが小気味よくプルプルと振動する優れものだ。このユニット経41φに合わせて板を丸く2個くり抜き、背面板も同じ186×86mmサイズにカットしたのが左上の写真。

 

 

 

モダンデザインをイメージしたので、表面にはあえて彩色せずにナチュラルテイストにしてみた。バッフルも背面板もピッタリとうまくはめ込むことができた。ここまでくれば、あとは背面板にターミナルをLR2セット取り付けて、配線すればほぼ出来上がり。吸音材として、布を適量ユニット裏に詰め込んで、ユニットをシリコンボンドで固定したら完成だ!

 

 

 

流れてくる音は、まさに箱庭的な精緻なもの

スピーカーを駆動するのは、以前キットで買ったトライパス2020を使ったデジタルアンプ。このアンプも箱庭を象徴するかのように自作の木箱に入っている。トップにアクリル板を使って透視できるのが楽しい。さっそく電源を入れてiPodからジャズを流してみると、出てきた音はまさに箱庭サウンド。当然ながら重低音は望めないが、実に小気味よい精緻なサウンドで、モダンファニチャーにも通じる無駄を排除した響きである。

 

 

 

これが、実際の音。透明感があって、個人的にはとても好きなサウンドだ。

 

関連記事

Akasaka Base|オリジナルのオーディオ製品とアメリカ雑貨

Akasaka Base|オリジナルのオーディオ製品とアメリカ雑貨

アカサカベースでは、トーマ・キャンベルがデザインした世界に例のないユニークなアイデアを活かしたサウンドグッズをはじめ、大人の秘密基地にふさわしいアメリカ雑貨やコレクターズグッズなどをセレクトして販売しています。

屋号 Akasaka Base
住所 〒107-0052
東京都港区赤坂7-5-46
電話番号 03-3584-0813
営業時間 13:00〜18:00
定休日:土日祭日
代表者名 前嶋とおる
E-mail info@akasakabase.com

コメントは受け付けていません。

Akasaka Base|オリジナルのオーディオ製品とアメリカ雑貨 アカサカベースでは、オリジナルの高品質なサウンドグッズ(スピーカー、アンプ等)、 トーマ・キャンベルがデザインした世界に例のないアイデアを活かしたメディアアートをはじめ、 大人の秘密基地にふさわしいアメリカ雑貨やコレクターズグッズなどをセレクトして販売しています。

〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-46 #101

TEL:03-3584-0813

営業時間:13:00〜18:00
定休日:土日祭日

MAPを見る

Notice 工房へいらっしゃる場合は、事前にメールか電話で連絡の上お越しください。