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懐かしのフォーティファイブ 45rpm 第10話

ジェリー・ウォレス「マンダム〜男の世界」

この曲は、1970年にテレビでオンエアされた、チャールズ・ブロンソン主演CMの主題歌となった曲だ。ジェリー・ウォレスはアメリカのカントリー歌手だが、この曲はCMのために書き下ろされたもので、日本のみで累計130万枚を売り上げた大ヒット曲である。

 

 

 

CMの最後にブロンソンが顎を撫でながらつぶやく「う〜ん…マンダム」は、小学生の間でも流行るほど、老若男女に受けた。この当時は、ブロンソンや尾崎紀世彦などの野性的な男性像が良しとされた時代で、このCMでもナレーションで“男らしさとは…男臭さとは…”と視聴者に問いかける場面がある。

 

また、男性化粧品のCMに外国人スターを採用したのは、このマンダムが先駆けである。後に、マルチェロ・マストロヤンニを起用したバルカン・オードトワレのCMが登場するが、アラン・ドロンのダーバンや、サミー・デイビス・ジュニアのサントリーホワイト、ウォーレン・オーツのロンサム・カーボーイ、ジェームス・コバーンのLARK等々、スケールの大きなテレビCMが登場していく礎を築いた点でも、その功績は大きかったのではないだろうか。

 

ジェリー・ウォレスの楽曲も素晴らしく、マンダムの世界観とチャールズ・ブロンソンにこれほどマッチした曲はあり得ないほど完璧な調和をもたらしているのは、テレビCMを見れば一目瞭然である。

 

日本万国博覧会が開催された1970年に、“男の世界”という世界観を日本中に浸透させる一方で、ウーマンリブ運動も盛んに行われていたこの時代は、性の多様性が謳われる現代からみれば、しごくわかりやすいロジックが通用した時代でもあった。

 

いま、このCMをあらためて見てみると、ブロンソンのように格好良く鍛え上げられた上半身ではなくとも、若い頃に愛用していたオーデコロンをつけてみたくなるのは、きっと私だけではないだろう(笑)。

 

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