オリジナル小説「秘密の八重歯」第一章 – 14 2021.04.21 NOVEL 一通の手紙が、青年の心に火を灯す キヨからの手紙は、数日後にY氏の元へと届いた。手紙を読んだY氏は、突然のキヨの留学の知らせに少々落胆したが、喫茶店で自分が撮ったキヨの写真を見ると、心の奥の方で蝋燭の火が灯ったような胸の高まりを感じたのだった。それは、尋常小学校4年のときに、地元の神社で盆踊りをする同級生を見て初めて... 詳しくはこちら
オリジナル小説「秘密の八重歯」第二章 – 11 2021.05.05 NOVEL ワシントンから羽田への晴れ晴れとした旅路 日本への旅立ちの日、キヨとノエルは夫の運転するマーキュリー8で、自宅のあるアーリントンのブルーモントから、ワシントンナショナル空港へと向かっていた。時間にして、わずか12分という距離である。リチャードが勤務するペンタゴンにも5分以内で行ける場所にその空港はある。  ... 詳しくはこちら
オリジナル小説「秘密の八重歯」第三章 – 11 2021.05.23 NOVEL 羊の皮を剥かれた、直列6気筒SOHC ノエルが喫茶店メンフィスに戻ってみると、ちょうどセンパイOが雑誌のボーイズライフを読んでいるところだった。それに気がついたノエルは、Oに向かってこう言った。 「すみません、それ、オレの雑誌なんですよ」 「おお、そうだったのか、わりいわりい」 ... 詳しくはこちら
オリジナル小説「秘密の八重歯」第四章 – 10 2021.06.08 NOVEL 自由を求めて、一瞬のスキを突く その頃、少年Sは密かに鑑別所からの脱走を企んでいた。1968年の9月4日、鑑別所では収監者をぶどう狩りへと連れて行き、収穫の手伝いをさせる予定だった。「大野ブドウ園」という施設である。Sは、数日前からこの日の移送中に少しでもスキがあれば脱走しようと考えていた。 Sは、... 詳しくはこちら
オリジナル小説「秘密の八重歯」第五章 – 10 2021.06.24 NOVEL あまりにも急過ぎる仲間の死 事件から5日後の1968年12月15日深夜、少年Sは恋ヶ窪の戸倉にある自宅の2階で、父親が以前購入して隠し持っていた青酸カリを飲んで中毒死する。死因は自殺とされるが、今持ってこの事件にはいくつかの疑問符が残されている。 Sが中毒死をする日の昼過ぎ、警視庁立川署の捜査員2名... 詳しくはこちら
JukeJointオリジナル スピーカー付き看板❣ 2023.07.22 BLOG 日焼けして色褪せてしまった看板をRe-Born❣ この看板は、元々はアメリカのビール「Old Milwaukee」の店舗用看板で、アール・デコ調にデザインされたコルトンボックスに2灯のランプが仕込まれているという、なかなか凝ったつくりがされている。ライトを点けるとビールの広告が浮かび上がるだけでなく、外... 詳しくはこちら
遠藤賢司 七回忌公演 純音楽の友 at 新宿ロフト 2023.10.24 2023.10.27 BLOG エンケンの七回忌公演が新宿ロフトで行われた‼ エンケンにゆかりのある豪華ミュージシャンが集まって行われた七回忌公演は、2017年10月25日に70歳で亡くなったエンケンの命日前日に新宿ロフトで開催された。この出演者が豪華だった。 エンケンとバンドを組んでいた湯川トーベン(b)、石塚俊明... 詳しくはこちら
バケット型スピーカー『Humming Buckets』が完成! 2019.03.24 BLOG キャンベルの正式ライセンスグッズにスピーカーと鼻を付けた! キャンベルのロゴがプリントされたバケツ専用のスピーカーをつくったのだが、表面から見ると目と口が付いていて、まるで人か動物の顔のようである。口には、Bluetooth内臓のアンプが付いているのだが、このアンプのON/OFFはできれば外側にあったほうが便利だ。そ... 詳しくはこちら
空き瓶を使った照明グッズ 2019.05.12 BLOG ビールの空き瓶を使って何かをつくろう! パーティで飲み終わったハイネケンの空き瓶がたくさん余ってしまった。空き缶なら捨ててしまうところだが、空き瓶は一輪挿しにしたり、そのまま飾りにしたりと使いみちがありそう・・・。いっそのこと、このボトルを使って何かつくってみてはどうか? そこでひらめいたのが、LEDライトを仕込... 詳しくはこちら
昭和のジャズ喫茶 それは甘い珈琲の芳香 2020.09.25 BLOG はじめて入ったジャズ喫茶は薄暗かった わたしがはじめて入ったジャズ喫茶は、東京下町の上野にあった「イトウコーヒー」だった。1980年代初頭、当時まだ学生だったわたしは、かねてからその存在を知っていた「イトウ」のドアを勇気を出して開けたのだった。薄暗い店内からいきなり飛び込んできたのは、フリーキーなサックスの轟音と、タ... 詳しくはこちら
ケンタッキーフライドチキンは日本上陸50周年 2020.10.28 BLOG 1952年にソルトレイクではじまった秘伝の味 ファストフードといえば「マクドナルド」に並んで、世界的なシェアを誇るのが「ケンタッキーフライドチキン」である。マクドナルド兄弟が1948年に最初の店をオープンしてから遅れること4年、1952年にカーネル・サンダースはフランチャイズ1号店をソルトレイクシティにオープンした。... 詳しくはこちら
1960年代のポップカルチャーは、Cutie❤& Love❤ 2020.12.04 BLOG 1960年代は英米のポップカルチャーがmixしていた❣ アンディ・ウォーホルがポップアイコンとしてコカ・コーラとキャンベル・スープを題材にした版画を発表したのは1962年のこと。イギリスでは同じ年にビートルズがデビューを果たし、翌年の1963年にはケネディ大統領がダラスで暗殺された。強い失望感に覆われる... 詳しくはこちら