Akasaka Base|オリジナルのオーディオ製品とアメリカ雑貨 アカサカベースでは、オリジナルの高品質なサウンドグッズ(スピーカー、アンプ等)、 トーマ・キャンベルがデザインした世界に例のないアイデアを活かしたメディアアートをはじめ、 大人の秘密基地にふさわしいアメリカ雑貨やコレクターズグッズなどをセレクトして販売しています。

BLOG

オリジナル小説「秘密の八重歯」第一章 – 1

第一章 戦後まもない時期、東京に落ちた流れ星 太平洋戦争が終結した年の12月、東京武蔵野市のある場所に異様に光る火の玉が落ちてきたという。それは、焼夷弾が発するような音のない、ギラリと不気味に光るオレンジ色の物体で、その軌道をいち早くキャッチしていたのは、連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) であった。終戦間際に...

アカサカベースの廃盤アワー 第12話

タモリ「タモリ」 このレコードは、1977年に東芝EMIから発売された。タモリのデビューは1976年の東京12チャンネル『空飛ぶモンティ・パイソン』での密室芸コーナーであることから、デビューから間もない頃(当時31歳)に制作されたレコードである。プロデューサーは編集者の高平哲郎、写真は浅井慎平、サウンドエフェクターに...

ロックのポスターデザインを考察する -その3

一味違うヨーロッパのポスターデザイン こちらは、フリートウッド・マックのコンサート公演ポスター(左 1970年)と、トラフィックのポスター(右 1974年)。共に西ドイツで行われたツアーの告知ポスターで、同じアーティストによって描かれている。キーヴィジュアルを正面に据え、文字はシンプルに脇に添えるレイアウトは、ロック...

ロックのポスターデザインを考察する -その2

ヴィジュアル表現が多様化する1970年代以降 1970年代の中頃になると、サイケデリックブームも徐々に終息するようになり、ポスターデザインには多種多様な表現が見られるようになる。一括にはしずらいが、サイケデリックの余韻を引きずるようなポスターからまずは紹介する。       フランク・ザッ...

ロックのポスターデザインを考察する -その1

写真集「THE ART OF ROCK」からデザインを紐解く 日本のバブル期に刊行された大型の写真集、しかも1950〜1980年代に開催されたロックコンサートに的を絞って、その告知ポスター、チラシをヒストリカルに並べるという、気の遠くなるような作業を経て出版されたのが「THE ART OF ROCK」である。この写真...

アカサカベースが選ぶ、秘蔵の名盤 第9話

岡林信康「岡林信康の世界」 今回は、1971年に発売された岡林信康のベストアルバム「岡林信康の世界第1集」を紹介する。ベストアルバムとはいえ、初期に発売されたシングル「山谷ブルース」「流れ者」「チューリップの唄」などが中心のA面と、はっぴいえんど(大瀧詠一、鈴木 茂、細野晴臣、松本 隆)や中川イサトらが参加したB面、...

ウォーホルがデザインしたアルバムカバーの軌跡

ウォーホルのデザインワークはどう変わったのか? アンディ・ウォーホルは、画家としてデビューする前は商業デザイナーとして数々の仕事をこなしていた。彼がポップアートの画家として一世を風靡したのは1962年以降のこと。それまではグラフィック・デザイナーとして依頼仕事を請け負うごく普通のクリエイターであった。彼が手掛けたアル...

「謎の抽象画」を額装してみよう!

談話室に飾っていた「謎の抽象画」 この抽象的な絵はキャンバスプリントされたもので、サイズはW1200×H605と横長の大判である。談話室のソファの上に飾るにはちょうど良い大きさなので、しばらくはピンで壁にとめて飾っていた。アカサカベースに来られる方には、この絵の作者についてよく質問されるのだが、まったくもって作者不明...

バスキアの大型画 額装プロジェクト❣

ジャン=ミシェル・バスキアの絵を額装! 今回は、バスキアの絵(キャンバス プリント)を額装するプロジェクトの話。27歳の若さで1988年に夭逝したバスキアは、1960年にニューヨーク市ブルックリンで生を享けた。もし生きていれば還暦を迎えており、年を重ねたバスキアがどのような作品を創作していたかを想像するだけでも、さま...

アカサカベースの廃盤アワー 第11話

ゲイリー・パケットとユニオン・ギャップ「ウーマン・ウーマン」 アメリカのロックバンド、ゲイリー・パケットとユニオン・ギャップが1967年に発売したファーストアルバムが、この「ウーマン・ウーマン」である。1965年に結成されたユニオン・ギャップは、ゲイリー・パケットが率いる5人組のバンドで、パケットが少年時代を過ごした...

白モノ家電を何とかしたい! 続編

コカ・コーラのベンディングマシンらしくコイン受けを設置 先日、カラーリングを施した冷蔵庫に、1950年代につくられていたコーラのベンディングマシンに付いているコイン受けと栓抜きが一体となったボックスを取り付けることにした。ボックスといってもベニヤ板を使った書き割りだが、これを取り付けることでベンディングマシンにグッと...

ライカの来歴 Leica M3 Black Paintを振り返る

かつて、私が所有していたライカM3ブラックペイント 写真好きの知人から、ある日メールで連絡が届いた。「あなたがが持っていたM3のブラックペイントが、あるお店で売られてるのを見ました」とのこと。このライカと別れて、すでに18年近く経つだろうか。この、どこから見ても後塗りに見えるM3の軍艦部(トップカバー)は実は交換され...

Akasaka Base|オリジナルのオーディオ製品とアメリカ雑貨 アカサカベースでは、オリジナルの高品質なサウンドグッズ(スピーカー、アンプ等)、 トーマ・キャンベルがデザインした世界に例のないアイデアを活かしたメディアアートをはじめ、 大人の秘密基地にふさわしいアメリカ雑貨やコレクターズグッズなどをセレクトして販売しています。

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