オリジナル小説「秘密の八重歯」第二章 – 3 2021.04.26 NOVEL 海を渡って届いた一通の手紙 それから数カ月後、キヨはミシガン大学へ留学するために横浜から船に乗ってアメリカへと旅立った。キヨは、アメリカへの渡航が許された数少ない日本人の一人だった。戦後間もないこの時期は、GHQが許可あるいは要請する日本人以外は国外に出ることは禁じられていたからだ。 その日、横浜港... 詳しくはこちら
オリジナル小説「秘密の八重歯」第三章 – 1 2021.05.14 NOVEL 第三章 立川基地での新生活と、愛息子との再会 キヨとリチャードは、4年間住んだワシントン郊外のアーリントンの自宅を引き払い、東京の立川基地にあるアメリカンヴィレッジへと引っ越しを済ませた。結婚から7年が過ぎた1954年10月のことで、キヨは32歳、リチャードは44歳になっていた。 二人とも立川基地... 詳しくはこちら
オリジナル小説「秘密の八重歯」第三章 – 17 2021.05.29 NOVEL ひとときの青春時代を過ごす ゴーゴー喫茶で飲み明かした6人(グループの4人に少女2人を加えたメンバー)は、まだ薄暗い早朝に店を出た。全員が酔っていたが、とくに少女の2人はまともに歩ける状態ではなかった。KとHとは店の前で分かれたが、ノエルとSは前を通ったタクシーを拾うと、少女の家まで送ることにした。 ... 詳しくはこちら
オリジナル小説「秘密の八重歯」第四章 – 16 2021.06.14 NOVEL 完全犯罪のカギを握る秘密の場所 賭博師Oは、ノエルと少年Sが盗んだクルマを保管している小金井の本町団地を、犯行に使ったクルマの乗り捨て場所として最適であると考えていた。新興の団地故に住民同士の付き合いが希薄な上、駐車場の管理もされていない。来客用の駐車場は無法地帯となっているのである。この場所に、シートカバーをかけて... 詳しくはこちら
オリジナル小説「秘密の八重歯」第五章 – 16(最終回) 2021.06.30 NOVEL 目に見えない、大切なものを追い求めて 主犯のOは、ハワイでの生活を経てフィリピンのマニラに移り住んで平穏に暮らしたが、共犯者のノエルは、その後どのような人生を歩んだのだろうか? [caption id="attachment_7322" align="alignnone" width="423"... 詳しくはこちら
新たにジュースのボトルランプが完成❣ 2023.09.05 BLOG 昭和レトロなジュースボトルをランプにRe-Born‼ オレンジジュースといっても、100%天然果汁のジュースではない。昭和26年にはじめてジュースが発売されてから、日本ではオレンジジュースブームが巻き起こった。当時、家庭で飲まれていたのは、リターナルボトルという環境にやさしいビン入のジュースだった。これ... 詳しくはこちら
昭和の銘スピーカー SP LE-8Tのレプリカを作る‼ -4 2023.12.14 BLOG ターミナルはバナナ対応のスクリュー式を選択 当初は、オリジナルの仕様に合わせてバネ式のターミナルを想定していたのだが、吸音材を買いにコイズミ無線まで行った際に、バナナプラグ対応のスクリュー式ターミナルが置いてあるのを見つけた。安価なバネ式ターミナルよりも高級感があるし、スクリュー式なので剥き出しケーブルにも対応できる... 詳しくはこちら
コーヒー樽を使ったスピーカーが完成! 2019.04.17 BLOG 見た目が渋いコーヒー樽を使って何をつくるか? 見た目が渋いコーヒー樽を入手しました。サイズは、直径28cm×高さ33cm、重さ2.1kgとまずまずの大きさ。ごみ箱や傘立てなどに使うものらしいのですが、アカサカベースでは、この樽を使って新しいサウンドグッズをつくりたいと思います。 スーパー... 詳しくはこちら